yomogyutto_11すっかり暖かく、いやむしろ暑ささえ感じる五月に入りました。

一年の三分の一が終わっちゃいましたよ、
怖いですね~(汗)

そんな五月の行事と言えば、ゴールデンウィークに八十八夜にこどもの日、そして立夏。

立夏とは「今日から夏!」という日で今年は5月6日(年によって違います)。端午の節句たるこどもの日と非常に近いんですね。

そしてこの二つの日は、両方ともある薬草と関係深いって知ってましたか?

 

それは、ヨモギとショウブ

 

 古代中国では初夏の時期に野山で遊びながら薬草を摘む「薬狩り」を行っていました。寒い時期が終わり、これから夏、つまり「熱(な)の季節」を迎えるにあたって、体調を整える為の薬を採っておこかいな、という行事ですね。多分。おそらく。

その薬草というのがヨモギやショウブなんだそうです。
また、日本でも同じ時期に「五月忌み」と呼ばれるお祓い行事をしていたそうです。産み育てる性である女の子を小屋に集め、田植えの為に邪を祓い、五穀豊穣を祈る。

その時使われる薬草がヨモギとショウブですって。
ですから、端午の節句って元は女の子のお祭り…というか、行事だったんですね。

 そしてこういった習慣がごちゃ混ぜになりカタチを変えたりしながらも現代の風習に近づいてゆき…
ショウブの音が「尚武」つまり武道を敬い励行する事と同じだという理由で、武士が幅を利かせる時代に男の子のお祭りになったと言われています。まぁこれ、小学生の時の学校の先生の受け売りなんですが。

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 ショウブは邪を祓う力が強いと信じられていたからこそ、今でも端午の節句に菖蒲湯に浸かる習慣が残っています。
また、ヨモギは皆さんご存知の通りお灸として薬局に並び、また我々鍼灸師の素朴で強い味方として活躍してくれています。
端午の節句ゆかりのこの薬草たち。

 今年はよくばりにも菖蒲湯(しょうぶとう)に浸かり、お灸をして邪を祓いましょう。そうしましょう!
お灸は火傷しそうと心配ならば、薬局の「もぐさ」って書いてあるお灸になってないやつ、アレの一番安いやつを出汁パックの袋に入れてお風呂に入れちゃえばいいですよ。お肌しっとりすべすべ。試したんだから間違いない。

でも、妊婦さんはもぐさ風呂には入らない方が無難かもです。もぐさはとても力が強いよく効く子なので、繊細な妊婦さんには不向きな感じです。ご注意くださいね。

皆さん、良い夏を。

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